今日はハーブゼラニウムの剪定についてご紹介します。
植物を育てていると、成長につれて、バランスが変・・・イメージと違う・・・と悩むこともあるのではないでしょうか。
剪定ってなに?したほうがいいの?
どこをどうやって切ればいいの?
失敗して変になったらどうしよう・・・
など、私を含め初心者の方はなかなか手を付けられない方もいるかと思います。
そこで、少しでも参考になるように、実際に私が育てているハーブゼラニウムの剪定をご紹介したいと思います。
剪定をするメリット
剪定をするメリットはたくさんあります。
まずは、バランスを整えること。
伸びすぎた部分を切り戻すことで、全体のバランスを整えることができます。
そして、植物は剪定をすることで新しい芽が出てくるためボリュームが出たり、花もたくさん付けることができるため、しっかりと楽しむことができます。
また、茎や葉の重なりを解消し、日光をしっかり浴びることができたり、風通しを良くすることで病害虫を防ぐこともできます。
剪定をしてみよう!
それでは、実際に剪定をしていきたいと思います。
剪定前はこんな感じ・・・
お花屋さんで買ってきて植え替えをし、そのまま育てている状態です。
かなり伸びていますね。
もう少しコンパクトに収めたいのと、新しい芽を増やしてバランスのとれた状態にしたいと思っています。
今回は上半分をカットして、残りの下半分も長く伸びた葉を切り戻しました。
我が家にはゼラニウムが2鉢あり、奥に見えているのが先ほどご紹介した鉢です。
手前の鉢も今回一緒に整えました。
実はこの2つの鉢は、同じ日にほぼ同じような茎や葉の付き方をしたゼラニウムを購入したものです。
でも、手前の鉢と奥の鉢は明らかに葉の付き方が違うのがお分かりでしょうか?
一体何がこのような成育の違いを生んだのでしょうか・・・
剪定は植物の成育に大切な要素
実は、手前の鉢は購入して2、3日経った頃、上部の芽の部分に黒い小さな虫がびっしりと付いていたため、その時に上部をカットしてあったものです。
恐らく、購入時に卵が付いていたことに気付かず購入してしまい、2、3日後に孵化したのではないかと推測しています。
鳥肌ものでしたが、すぐさまカットし、被害を最小限に抑えることができました。
すると、剪定したことにより新しい芽が次々に出てきて、結果このような違いになりました。
やはり、植物を上手に育てるためには剪定をしたほうが良いということがお分かりいただけるかと思います。
今回はこれだけの量を剪定し、かなりスッキリとさせました。
ここでカットした葉っぱは有効活用させたいと思います。
少し寂しく感じるかもしれませんが、心配いりません。
剪定したことにより、これからどんどん新しい芽が出てきます。
最初にカットした上半分は、下の葉っぱをカットして挿し木に挑戦したいと思います。
挿し木の挑戦も後日ご紹介したいと思います。
それでは、今日もごきげんな一日をお過ごしください。
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